幸せなひととき

利用者Aさん、ヘルパーが来るのを庭に出て待っていてくれます。
 
Aさん「来てくれた、どうぞお入り下さい!」
私「さ~お腹空いたでしょう、一緒にご飯作りましょう!」と、一緒に台所に向かいます。
私「今日は何食べようか?」と冷蔵庫の中を一緒に確認し、
Aさん「これ使える?」
私「これでOO作れるよ、それ以外は何が良い?」と食材を確認して、一緒に調理を始めます。
Aさん「湯が沸いたよ、これ茹でれば良いの?」と、用意した食材を茹でたり、火傷に気を付けながら炒めたりと一緒に行います。
Aさん「娘とやってるみたいで嬉しいわ~」。
 
Aさんにとって「幸せなひと時」と思える瞬間を共有できるよう支援しています。調理後の使用した鍋等洗って元の場所に一緒に片づけたり一緒にいろいろな事をしたりする事で自立を支援しています。
 
私「さぁ出来ましたね。温かいうちに食べてくださいね。」
Aさん「後でゆっくりいただくわ」援助が終わり私が車に乗り込むと、
Aさん「また来てよ」と、笑顔で見送ってくれます。
 
また伺います。待っていてくださいね!!

熱中症にご用心

 長い梅雨が明け、猛暑日が続いています。屋内外に関わらず、熱中症や食中毒に注意が必要な時期になりました。私たちヘルパーの訪問先には一人暮らしの方や老夫婦で暮らしてみえる方もいます。ヘルパー訪問時は、体調の変化はないか?室温は適正か?水分はしっかりとれているか?食品が出しっぱなしになっていないか?など利用者さんや利用者さん家族も安心して健康で暮らせるよう声掛けさせて頂いています。

 「何度も同じことを言わなくても…。」と思うかもしれませんが、めまいや立ちくらみ、頭痛や吐き気など熱中症の症状かなと思うことがあった時こそ、ヘルパーの言葉を思い出してヘルパーがいない時でも対策や予防できるよう“習慣”としてほしいと願っています。

 まだまだ続く暑い夏、元気に乗り切ってもらいたいと思います。

咲け!大輪の花!!

 平成3011月、通所リハビリ「おあしす」に月下美人の花が開花したことをお伝えしました。現在は花もなく茎のみとなっています。

 

 先日、男性理学療法士が水やりを行っている場面に遭遇!!しました。

「この花はお祝いに頂いたものです。時々水やりしないと可哀想だから…」と。

きっと来年も、皆さんがリハビリを頑張っている姿や声を栄養にして、ほのかに甘い匂いと共に大輪の花が開花するでしょう。気づき・思いやりのあるスタッフに感謝です。

ご夫婦のすがた

 訪問しているIさん(90歳)宅で・・・

 ヘルパーが訪問するとIさんは車椅子に座って温かい日が差すリビングで待ってみえます。

 援助の為、リビングからベッドのある部屋へ行く際に、和室を通るのですが、そこにご主人のお仏壇があり、右上には神棚が・・・

 毎朝、娘さんが、ろうそくに火を灯し供養してみえます。

ヘルパーが車椅子を押していくと、Iさんは 必ず御主人のお仏壇に向かって、手を合わせ

 

    • 「お父さん、今日もよろしくお願いします。」
    • 「神様、お願いします。」と言われ、

 

ヘルパーもIさんと一緒に声を掛けさせて頂きながらベッドの方へ向かいます。

 生前のご主人との仲の良さを窺わせる場面で、そんな夫婦になりたいなぁと思いました。

移動支援で甲斐を育てる

 私たちは、障害者のサービスで移動支援も行っています。Yさんもそのご利用者様の一人です。

 Yさんはリハビリにも励み、以前は寝たきりだったが、今では、車椅子での外出、杖での歩行、杖無しでも少しづつ歩ける様になる程の努力家です。

 

 そこで、私たちが少しお手伝いする事で、行動範囲も広がり、役場での手続き、美容院、買い物、近隣の方々や、同僚との交流、高齢者交流センターに行き安全な場所での歩行練習や会話を楽しんでいます。

 家族との外出にも自信が付き、奥様と近くの野山に季節ごとの木々、あけび、梅もどき、ハゼ、桜、藤などを観に出掛けるようにもなりました。

 

 Yさんは、何がしたいからここに行きたいと行先と目的を伝えてくれるので、私たちは安全に目的を達成出来るように援助します。そのお陰で、車椅子で行ける場所や障害者用のトイレがある場所、安全な道、公共交通機関の利用方法など車椅子で安全に外出する事の出来る情報を得ることができます。

 ケアシス訪問介護では、他にも、移動支援のサービスを利用して、目的を持った外出をする事で「生活の楽しみや、病気発症前にしていたことが再開出来たり、出来る事が増え自信に繋げる事ができる」と嬉しい声を聞くことが出来ます。嬉しい声を聞くことで、私たちも益々この仕事のプロとして頑張ろうと思います。

 訪問先での出来事

通所リハビリ「おあしす」に通われている利用者さんから、2階リハビリ室に月下美人の蕾が3つあることを伺いました。

 お花の好きな利用者さんは「他の利用者さんといつ咲くのか楽しみにしているの!」と

話されていました。

 しかし、「月下美人は一夜限りの花で朝にはしぼんでしまうの、見ることが出来ないわ」と残念そうに言われました。

 ついに10/11夜、ほのかに甘い匂いと共に大輪の花が開花しました!

 皆さんがリハビリを頑張っている姿や声を栄養にして、見事に咲くことができました。

 

 花が利用者さんを応援しているようにもみえました。また、毎日管理してくれているスタッフさんに感謝です。

 

 

花

 訪問介護のある日の出来事

 突然の別れ

 先日、10年以上訪問させていただいていた独居の利用者さんが亡くなりました。

 毎朝、外へ出て雨戸を開け、新聞を郵便受けまで取りに行く。数枚の洗濯物を干し、お昼になったら宅配弁当を食べながらテレビを見る。そんな頃ヘルパーは訪問し、晩御飯の相談をします。そろりそろりではありますが、トイレや台所には一人で行って、二日に一回はお風呂に入る。ゆっーくりと毎日毎日を過ごしておられました。

 旅立つ前の日には、訪問診察を受け、いつもと変わりない事をヘルパーと共に喜び、その晩には大好きなとうがん汁を食べました。「いつお迎えがきてもエエ。」「コロッといきたいなぁ。」などと話されていましたが、小さな喜びが重なった次の日、本当に突然旅立っていかれました。

 私達の仕事は時にこういった別れを経験します。その度に何かの縁で訪問することになったヘルパーですが、ただ訪問介護の仕事をこなすだけでなく、訪問中に一つでも多くの喜びや笑いや楽しみを利用者さんと共有したいと思うようになりました。人生の終盤にさしかかる利用者さんにとって幸せな人生だったな“と思えるそんな瞬間を一つでも多く共有できればいいなと思うようになりました。

 先日の利用者さん、いつものように雨戸を開けて、新聞も室内にあり、とうがん汁の空の器が置いたままになっていました。もうすぐ来るヘルパーに「昨日のとうがん汁、うまかったよ~。」とほめてくれようとしていたのかな・・・そんな気がしました。

 介護するなら楽しんで

想いを受け止めて

 寝たきりのIさんと奥さんは、ヘルパーが訪問すると“とびっきりの笑顔”で迎えてくれます。スタッフも負けない笑顔で「こんにちは!さぁ、今日もサッパリしましょう」と、温かいタオルで身体を拭く。

 いつも痒みの訴えがある場所は言われなくても「ここが痒い所ですね、少し力を入れて拭きますよ」拭き始めると、

 

    • Iさん;
    • 「そこそこそこ!あ~気持ちがええな~。痒い所に手が届くってこの事だなぁ~。あ〜サッパリする。」
    • Iさんの奥さん;ベッドサイドで一緒に手伝ってくれる奥さんも
    • 「I君の気持よさそうな顔!じゃ、私も反対側を気持ちよくしてあげるね!」と、力一杯ご主人の肩甲骨や脇を拭く。
    • Iさん;「あ~気持ちがええなぁ~」の連発!

 

 その後、背中や腰回りも同じように少し力をいれ“気持ちよくなれ~元気になれ~”と思いながら援助すると、Iさん「元気になってどこにでも行けそうな気がするなぁ~」と言ってくれます。

 

 私たちスタッフは、こんな感じで、いつも奥さんと楽しく援助を行っています。

 奥さんも「どうせ介護するなら楽しんでやらないとね!」と前向きです。

 

 病院へ通院する以外に外出することがここ数年なかったIさんは、今年の医療法人マックス旅行企画へ参加することが出来ました。目的地は静岡県『掛川花鳥園』と、少し遠い道のりで体調変化に気遣いながらですが、奥さんとの外出・外食を楽しむ事ができました。

 

 今後は、移動支援の申請も済ませ、近所の知人宅や買い物、元気な時の行きつけの店に行ってみたいと、奥さんと満面の笑みで「楽しみだねぇ~体調壊さない様に頑張らないとね」と話をしてみえました。

 目標や先の楽しみがあることがとても大切な事だと実感することが多くあります。その為にも、私たちは、ご本人・家族の思いをしっかり受け止めて役に立つ情報などを提供できる介護士のプロになれるよう、向学心を持って取り組んでいきたいと思います。

ある日の出来事

若さの秘訣

 いつも玄関を開けると「いらっしゃい!」と満面の笑顔で出迎えてくださるOさん。  お誕生日に向けて顔写真を撮らせて頂きました。

 先日誕生日カードをお渡しすると、Oさん「まあーこんな素敵な笑顔を撮ってくれたのね!」と、またまた満面の笑顔で喜んでくださりました。

 

    •  私「お誕生日で幾つになったんですか?」
    •  Oさん「58になったよ!いつまでも若い気持ちでいなきゃいかんね」
    •    私「Oさんはいつもおしゃれな服を着てみえるね」
    •  Oさん「おしゃれすることは好きよ、デイサービスに出掛ける時はどれにしようか考えるの」
    •     「昔買ったものばかりだけど似合っているかねえ」

 

 お部屋の壁いっぱいに上着が掛けてあります。今日はどの服にしようか、どの組み合わせが良いか、あれこれ考えるのは脳の活性化にも繋がります。Oさんの若さの秘訣ですね!

 帰る時間になると笑顔で手を振って送り出してくれる。Oさんの笑顔に癒されます。

 

 こんな風に年をとれたらいいなあー。

いつも訪問しているお宅で・・・

ある日突然!

5年前亡くなられたご主人の思い出に包まれて過ごしていらっしゃいます

 いつも、訪問しているお宅で…。

ある日、突然白い壁一面に素敵な写真でいっぱいに!!気になって、伺ってみると…
5年前に亡くなられたご主人の形見との事でした。
「趣味で、よく一人で撮りに行っていたんだよ。」と言いながら
ご主人の事を思い出されていました。
でも最近、物忘れが出てきて…。大好きな、ご主人だけは忘れないようにと、今はご主人の趣味に囲まれての生活を過ごしていらっしゃいました。

ふと、寂しくなった時にそれを眺める・・・そんな幸せの形もあるんですねぇ〜。

わたしも何か始めようかな…。

 

 
形見1
  
形見2

何より先生と会えることが特効薬!?

Mさんの心の特効薬

訪問診療利用されているMさん。先生に会える日は何やらいつもと違います・・・

ご利用者のMさんはお一人暮らし。旦那様はもう23年前にお亡くなりになりました。  「早くお父さん迎えに来ないかなぁ。」
と言われますが、
 「出来る事はなるべく自分でやらにゃあいかんで。」
と体調を気にかけながら、元気に暮らしておられます。
 「ここへ32才の時に来てから60年、先生に診てもらっとる。(先々代の先生から!!)」
「元気で居られるのは先生のおかげ・・・」
と以前に先生と撮って飾ってある写真に手を合わせています。
 そんな時にはヘルパーの私も一緒に写真に向かって拝んでいます。
 2週間に1度の訪問診察で先生が来る日は、ブラウスに着替えられ、身なりを整えて心待ちにしておられます。先生に血圧や体温を測定してもらっている間、心がドキドキしているみたいで、少しうつむき加減に恥ずかしそうにしています。そんな姿は“恋する乙女”にみえます。このドキドキ感が、このときめきがMさんが元気の源なのかなっ!?と私には感じられます。
 今日もMさんと一緒に先生の写真に向かって“いつまでも、元気でにこやかに暮らしていけますように・・・”と拝んでいます。

 

笑いヨガ ボランティア

ケアシス ボランティアグループ としてサロンでの活動をご紹介です。

笑いヨガとは、インド発祥のユニークな健康法で、笑いとヨガの呼吸法を組み合わせたモノです。その効果は、ストレスホルモンの分泌を抑えて身体をストレスから守る、ナチュラルキラー細胞を増やし活性化することで免疫力高める、などなど他にも多数あります。

「笑う門には福来たる」
① サロンでの活動では、まずは笑いヨガのお約束の説明。
  ア)4歳の子供になって下さい。
  イ)右脳活性化させたいので、会話は左脳を働かせてしまうため禁止。
  ウ)無理せず、動ける範囲で身体を動かして、相手の目を見て「わっはっは」と大笑いして下さい。
② 笑いヨガ実践。
  あいさつ笑い、笑いクリーム、梅干し笑い、ミックスジュース笑い、静電気笑い、携帯笑い、掃除機笑い、等々、大声でみなさん一緒に笑いました。

約1時間弱ですが、ノリの良い竜宮サロンのみなさんと大笑いしました。

薬は副作用 笑いは福作用

みなさんも大いに笑いましょう!

訪問介護のある日

とっても喜んでもらえて、私もとてもうれしかった1日でした。

寄り添う介護を目指します。

< Sさん独居92歳の女性宅 >  今日は、週に2回ある買い物の日

ヘルパー「今日は何を買ってこようか?何が食べたい?」
Sさん 「うまい物が、たくさん食べたい!」
ヘルパー「うまい物って何?」
Sさん 「うまいものだが」

 いつもこの会話の後に買い物に出掛ける、事務所で「Sさんがうまい物が食べたいっていうんだけど・・・。Sさんのうまい物ってなんでしょう?」訪問するヘルパーでそれぞれリサーチしてみる、

「鰻が好きだよ」「さび抜きのネギトロ巻」「カニの太巻き」「握りずし」「冬瓜の煮物」「おじや」「うどん」
「Sさん、何がすき?」「Sさん昔、何をよくたべた?」「ご主人は何が好きだった」などなど、「うまいもの」を聞き出す作戦に!

 Sさん「久しぶりに、とろろ汁が食べたいな~、
     昔よくお父さんと一緒に作って食べた」
ヘルパー「すり鉢とすりこ木あるの?」
 Sさん「よっこいしょと立ち上がり、流しの下からでてきました」
     随分古く汚れた物だった、熱湯で洗ったら綺麗になりました。
 ヘルパー「じゃあ、長芋買って来るから一緒に作ろうね!」

 Sさんがすり鉢を股の間で持って、ヘルパーが♪ゴリゴリゴリゴリ♪生卵を入れて♪ゴリゴリ♪
 だし汁を少しづつ入れて♪ゴリゴリ♪ふわふわのとろろ汁の出来上がり☆
 Sさん「人差し指でペロリッ!」「うまいな~」「いっぺん食べたかった」「うまいな~」「今からご飯にかけて食べたえ~かな」「うまいな~」

 うまい物1つ発見!『とろろ汁』